会長挨拶 伊豆市商工会長 山田健次

 

令和3年度の定期総代会に於きまして、ご推挙頂きました修善寺の山田健次です。大変な重責ではありますが、幸いにも副会長以下、商工会事業に精通された役員の方々が多数就任して頂きましたので、未熟な私ですが何とか任期を全うできますよう絶大なるご尽力戴きたく心よりお願い申し上げますと共に会員皆様のご協力を切にお願い申し上げます。

現在、社会を取り巻く経済環境は大変厳しい状況下にあります。これは今までの経済の不況など違い、経済構造自体が歴史的な大転換期の中にあると理解すべきだと思います。コロナの影響がなくなった時に今までと同じような環境で経済活動が出来るのかは誰も想像できません。では、何が出来るかを考えてみると、商工会としてあらゆる変化に対応する基盤づくりを行い、更なる発展 に向け、一致団結できるような組織に変えていく必要があると思います。そのために必要な事は、組織としての活性化を図り各地域において会員相互のコミュニケーションを図ることを進めたいと思っています。

会員の皆様におかれましては、新型コロナウイルス感染拡大による影響の長期化が不可避な状況の中、感染拡大防止対策を講じながらの事業運営に、日々ご尽力されていることと拝察いたします。

伊豆市は人口の割に面積が広く居住地も散在しております。その為、事業などを一カ所で行うことが難しく、また地域によって特性があるので一本化できないのが現状だと考えています。地域が持っている良い所や、地域にお住まいでなければわからない事など、いろいろな課題などをご提言いただきまして、小さな点から大きな面へと繋がるように組織強化を勧めていくつもりであります。